給湯器の種類・選び方
ガス給湯器は、戸建て・マンションなどお住まいのタイプによって選べる種類が異なります。
さらに、給湯能力(号数)、機能(オート/フルオート)、設置方式(壁掛型・据置型)など、
選ぶ際に確認が必要なポイントもいくつかあります。「どの機種を選べばいいの?」「我が家にはどのタイプが設置できる?」と
迷われている方は、ぜひ参考にしてください!
Step1. 設置タイプを確認
Check!
お住まいは戸建て?マンション?住まいによって設置タイプは異なります!
戸建ての設置タイプ
マンションの設置タイプ
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ベランダ壁掛タイプ
マンションや集合住宅のベランダの壁に直接取り付けて設置する給湯器です。 床置き型と違い、設置スペースを取らないため、限られたベランダでも効率的に使用できます。
ベランダ壁掛タイプ -
PS標準設置タイプ
マンションなどの集合住宅の玄関脇にある「PS(パイプスペース)」内に設置する給湯器。 前面に扉がなく、本体が露出した状態で設置されるタイプです。
PS標準設置 -
PS扉内設置タイプ
マンションなどの集合住宅の玄関脇にある「PS(パイプスペース)」内に設置する給湯器。 給湯器本体が扉の中にあるため、外からは見えません。
PS扉内設置タイプ -
PSアルコーブタイプ
マンションなどの集合住宅の玄関脇にある「PS(パイプスペース)」内の「アルコーブ」と呼ばれるくぼみスペースに設置される給湯器です。 排気を通路側に出すための排気カバーが取り付けられています。
PSアルコーブタイプ -
PS扉内前方排気延長タイプ
マンションなどの集合住宅の玄関脇にある「PS(パイプスペース)」内に設置する給湯器。 排気を前方向へ延長して排出するタイプ。排気ルートに制限がある集合住宅でも、前方へ安全に排気を導ける構造です。
PS扉内前方排気延長タイプ -
PS扉内後方排気延長タイプ
マンションなどの集合住宅の玄関脇にある「PS(パイプスペース)」内に設置する給湯器。排気を後方へ延長して排出するタイプ。 建物の構造上、前方に排気を出せない場合に適しており、後方へ安全に排気処理を行える設置方式です。
PS扉内後方排気延長タイプ -
PS扉内上方排気延長タイプ
マンションなどの集合住宅の玄関脇にある「PS(パイプスペース)」内に設置する給湯器。 排気を上方向へ逃がすタイプで、排気が正面や側面に向けられない場合や、建物構造に合わせて排気方向を調整したいケースで使用されます。
PS扉内上方排気延長タイプ
Step2. 号数を確認
号数とは「水温+25℃のお湯が1分間に出る量(L)」のことです(都市ガス、プロパンガスともに同じ)。
例えば16号なら1分間に約16L、24号なら約24Lのお湯をつくることができます。
号数が大きいほど同時に複数箇所でお湯を使っても温度が安定しやすく、家族人数や使用シーンに合わせて選ぶことが重要です。
※10号の給湯器は一度に出せるお湯の量が少ないため、キッチンなど1箇所
での使用に最適です。
主に会社内にある給湯室などで使用される事が多いです。
Check!
【今使っている給湯器の号数確認方法】
現在お使いのガス給湯器の号数の確認は、ガス給湯器本体に貼ってあるシールで確認が可能です。
【メーカーごとの品番例(赤い数字が号数)】
■ノーリツ品番:
GT-1670SAW-1 BL、GT-2070SAW-1 BL、GT-2470SAW-1 BL
■リンナイ品番:
RUF-E161EAW、RUF-E200FAW、RUF-E240EAW
パロマ品番:
FH-E1612FA、FH-E2022FA、FH-E2422FA
Step3. 追い炊き機能の有無
ガス給湯器は、大きくわけて「追い焚き機能があるタイプ」と「追い焚きができないタイプ」に分けられます。
今お使いの給湯器は「追い焚き機能があるタイプ」と「追い焚きができないタイプ」、どちらになりますか?
給湯器の交換は、基本的に今お使いの給湯器と同じタイプへの交換となるため、下記にてご確認ください。
追い焚き機能がある
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ガスふろ給湯器
-----給湯・追い炊き-----■自動お湯張で設定温度・湯量のお湯を自動で生成し、完了後は自動停止。
■追い炊き機能により冷めたお湯を再加熱して適温に復帰。
■自動保温・自動足し湯機能で長時間の入浴でも温度・水位を安定維持。
■高い給湯能力でシャワーやキッチンの温度変化が少ない。
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給湯暖房熱源機
-----給湯・追い炊き・床暖房・浴室暖房乾燥-----■給湯・追い炊き・床暖房・浴室暖房乾燥など複数設備を1台で稼働できる多機能モデル。
■暖房用の高温水を安定供給し、床暖房や浴室暖房の立ち上がりが早い
■追い炊き/自動保温/自動お湯張りなど、ふろ機能もフル装備。
追い焚き機能がない
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給湯専用
-----給湯のみ-----■キッチン・洗面・シャワーへの給湯に特化したシンプルモデル
■ふろ追い炊き機能がないコンパクト&低コスト構成
■「自動湯はり」機能付きのタイプなら、浴槽へのお湯張りを自動化可能。
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高温水供式
-----給湯・高温差し湯-----■高温のお湯を浴槽へ追加(差し湯)することで温度を上げる仕組み。
■温度が下がったらボタン一つで短時間の温度アップが可能。
■差し湯により、浴槽の湯量が増える。
Step4. オートタイプ・フルオートタイプを選ぶ
追い焚き機能つきの給湯器・給湯暖房熱源機は「オートタイプ」と「フルオートタイプ」の2種類があります。
基本機能は湯はり・おいだき・保温までを自動で行いますが、
フルオートの場合、基本機能に加えて、たし湯まで全自動でおこないます。
オートタイプの機能
フルオートタイプの機能
Step5. エコジョーズにするかを選ぶ
エコジョーズとは、従来捨てていた排気熱を再利用し、より少ないガス量で効率よくお湯を沸かすことができる高効率ガス給湯器です。
この仕組みにより、ガス使用量が削減され、CO2排出量を抑制できるため、環境にも家計にも優しいのが特徴です。
エコジョーズのしくみ
排気熱を再利用し、効率よくお湯を沸かす
エコジョーズでは、今まで使わずに捨てられていた排気熱を有効に利用して、あらかじめ水を温めます。そのため従来より少ないガス使用量で、効率よくお湯を沸かすことが出来ます。
エコジョーズの特長
特長1 高効率
【給湯熱効率、約80%から約95%へUP↑】
排気熱を再利用することで、少ないガス使用量で従来品と同じ湯量が沸かせます。従来型※1と比べて給湯熱効率は約95%※2に向上。
特長2 節約
【ガス使用量約13%DOWN↓】
エコジョーズは排気熱を再利用して効率よくお湯をつくるため、従来型※1に比べてガス使用量を約13%※2抑えられます。その分、ガス代の節約につながり、年間のランニングコストを着実に削減できます。
特長3 環境性
【CO2排出量約13%DOWN↓】
ガス使用量が減ることで、燃焼時に出るCO₂の排出量も従来型※1に比べ約13%※2削減できます。
※1参考メーカーリンナイ従来品RUF-A2400AW[1.7W]とRUF-E240EAW[0.8W]との比較
※2機種により異なります。
エコジョーズに交換するとどれくらい節約できる?
【年間ランニングコスト比較】
年間約17,000円のコストカット
熱効率が上がることで、給湯に必要なガス消費量を約13%削減。その分ガス料金も安くなります。
従来の給湯器と同じ湯量を使っても、エコジョーズなら年間約17,000円のガス代節約になります。
※リンナイ従来品RUF-A2400AWとの比較。
(算出条件:年間給湯負荷18.3GJ(給湯16.6GJ、おいだき1.7GJ)平成28年省エネルギー基準に準拠した「エネルギー消費性能計算プログラム(住宅版)Ver.3.5.0」による。ガス料金/LPガス:5.9円/MJ(日本ガス石油機器工業会が定めるガス料金の目安より)
石油情報センター令和4年度月次平均価格(50m3)データの単純平均より算出。)













